使用例 1: 雷電HTTPDをポート80で使用し、仮想ホストとして別にasp.xxx.comとjsp.xxx.comをIISとTomcatで運用します。雷電HTTPDではこれらのサーバーをシームレスに併用できます。
使用例 2: 雷電HTTPDをポート80で使用し、他のポートのWEBサーバーをリダイレクトで使用する時に他のサーバーソフトにない機能を追加できます。例えば他のサーバーソフトがSSL/GZIP/Keep-Aliveをサポートしていない場合でも、HD-RWにより雷電HTTPDがこれらの機能を提供します。
使用例 3: HD-RWにより雷電HTTPDはイントラネットのWEBサーバーの安全性を高めます。ファイアウォール内にあるLAN上にWEBサーバーを設置し、イントラネットと外部のインターネットへ同時にアクセスし情報をリダイレクトすることができます
WEBサイトへの訪問者が、他の場所へリダイレクトされた仮想ホストまたはパスにアクセスします。
例: www.yourhost.comを雷電HTTPDでホストしているサーバーで、 http://www.yourhost.com/asp/を仮想パスとして設定します。仮想パスの/asp/は、ポート8080のIISサーバーへリダイレクトするよう設定します。 |
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雷電HTTPDは訪問者のブラウザーからリクエストのヘッダーを受け、クッキーやPOSTデータ等の事前処理を行います。
例:雷電HTTPDは必要な情報を用意し、自分自身をWEBクライアントとしてリダイレクト先のWEBサーバーにリクエストを送ります。 |
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雷電HTTPDはクライアントのリクエストをあらかじめ設定されたバックエンドのWEBサーバーにリダイレクトします。
例: 雷電HTTPDはクライアントのリクエストをあらかじめ設定されたIISまたはAPACHEに送ります。 |
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雷電HTTPDはバックエンドのWEBサーバーから返信されたWEBページを受け取ります。
例: 雷電HTTPDはIISからASPページを受け取ります。 |
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雷電HTTPDはバックエンドのWEBサーバーから返信されたWEBページを訪問者のブラウザ向けに最適化します。
例: 雷電HTTPDは必要に応じて圧縮や暗号化を行ってから訪問者のブラウザにページを送信します。 |
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最後に雷電HTTPDは最終的なページを訪問者に送信します。
例: 雷電HTTPDは訪問者のインターネット エクスプローラにページを送信します。 |
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必要なバージョンとライセンス:
雷電HTTPD 2.0.9以上と商用ライセンス
設定方法:
設定の編集
RaidenAdmin->設定->仮想lHOST オプション タブ->仮想ホストをクリック->仮想パスをクリック (通常は /)->右クリック->編集
ディスクパス/URL インプットボックスにホスト情報を入力 http://hostname:port/path/
http://hostname:80/path/ , http://127.0.0.1:8080/ , http://127.0.0.1/dir/
新規に追加
仮想ホストをクリック->右クリック->仮想パスを追加
追加後はWEBサーバーを再起動します。
機能:
雷電HTTPD HD-RW V1.0 - バックエンド Web サーバー通信機能 |
キープアライブ |
有り |
圧縮 |
有り *圧縮中はキープアライブは無効になります |
HTTP POST |
有り |
チャンク |
有り |
リファラーpatch |
有り |
ホスト patch |
有り |
HTTPS |
なし |
雷電HTTPD HD-RW V1.0 - Web ブラウザー通信機能 |
キープアライブ |
有り |
圧縮 |
有り |
HTTP POST |
有り |
チャンク |
不必要 |
HTTPS |
有り |
オプション: HD-RWセキュリティオプション"IPからX-Forwarded-Forを受け入れる"
hd-rwバックエンドサーバーでX-Forwarded-Forのhttpヘッダーを受け入れたい場合は、フロントエンドサーバーのIPアドレスをここに入力します。雷電HTTPDはこのIPをバックエンドサーバーのログファイルに記録します。